緑内障

緑内障とは

緑内障は、視神経が障害される病気眼圧によって視神経がおかされ視野が欠けてしまう病気です。
眼球の房水という栄養分を含む液体が、過剰に溜まった時に角膜がむくんで瞳が青みがかった状態になるため、緑内障と言われるようになりました。 緑内障にかかると、視神経が障害され視野が狭くなり、眼圧の上昇が起きます。

緑内障は早期発見と適切な治療により、多くのケースでは一生十分な視野・視力を保つことができるようになっています。
失明するかもしれないという不安を抱きながら生活するよりも、自己管理をしっかりして「おかしいな?」と思った時はすぐに眼科を受診することが大切です。

緑内障の症状

初期

目の中心をややはずれたところに暗点(見えない点)ができますが、ご自身で異常に気がつくことは殆どありません。

中期

暗点が拡大し、視野の欠損(見えない視野)が広がり始めます。
しかし、この段階でも片方の目によって補われるため、異常に気がつかないことが多くなっています。

末期

視野が更に狭くなり、視力も悪くなって、日常生活にも支障をきたすようになります。
また、更に放置すると失明に至る危険があります。

緑内障の治療

薬による眼圧コントロール

点眼薬には主に以下の5種類があります。
まずは、薬で眼圧のコントロールをします。急性緑内障の治療では手術が第一に選択されますが、慢性緑内障で視野異常が進行していない場合は点眼薬での治療をします。緑内障のタイプや症状や視野異常の重症度によって2~3種類を併用することもあります。点眼薬だけでは効果が不十分な場合、内服薬を併用することもあります。

  • 房水の産生を抑える薬
  • 隅角での房水流出を促す薬
  • 隅角以外からの房水流出を増やす薬
  • 瞳孔を縮めて隅角を広げる薬
  • 循環を改善し視神経の働きを助ける薬
次に、急性緑内障の場合や薬物療法(点眼薬や内服薬)での眼圧コントロールが不十分の場合は、レーザー治療や手術を行います。

レーザー治療

レーザーを虹彩にあてて穴を開けたり、線維柱帯にあてて房水の流出を促進します。
比較的安全で痛みもなく、外来での手術ができますので、入院の必要がありません。

手術

房水の流れを妨げている部分を切開し流路を作って房水を流れやすくする方法や、毛様体での房水の産生をおさえる方法などがあります。手術後には若干視力が下がることがありますが、眼圧は十分に下げることが出来ます。
尚、手術の適応となった際は、信頼できる高次医療機関へ適切にご紹介致します。